セルフアセスメントを通じた経営革新を進めていく上で、まずはこれまでの活動を整理・振り返り、現状をアセスメント基準の視点から文書で「記述」することが有効ですが、経験やスキルの不足により記述することが難しい場合は、アセスメントを進める上での障害となります。
経営品質協議会では、「現状をアセスメント基準の視点で整理したい」「経営品質賞にチャレンジしたい」というニーズをお持ちの組織を対象に、個別に現状記述のサポート(記述支援)を実施しています。
記述支援には、「自社で作成した記述書を専門家がレビューし、ブラッシュアップする」「インタビューによる記述支援」の2種類の方法がありますが、いずれも「アセスメントを自分達で実施できるようになること」を目的としています。最終的に自組織の将来の方向性と現状を整理した「経営品質報告書」が完成し、賞申請も可能になります。
<インタビューによる記述支援>
日本経営品質賞アセスメント基準に準拠して、組織プロフィールおよび各カテゴリー領域について、インタビューから必要な要素を整理した上で、現状記述原稿を作成いたします。
ご支援にあたっては、貴社が目指す方向性・現状と課題を整理する「組織プロフィール」を作成するためのインタビューをおこない、全カテゴリーを記述する上での前提を決定します。その上で、カテゴリー単位での記述支援インタビューをおこないます。
進め方は、@業務プロセスから検討する方法と、A組織プロフィール(組織全体の現状と方向性)から検討する方法があります。どちらも、(A)基本的考え方と運営方法 (B)目標の設定と達成状況の把握、定量的・定性的データの選択 (C)評価・改善の3点に関するお考えや活動内容をインタビューしてレポート原稿を作成します。貴社側では、その原稿内容が現状とどう合致しているのか、どう相違しているか、不足している情報は何か、適切なストーリー立てになっているのか、などを検討していただきます。これをカテゴリー毎に進め、レポートを完成させます。
※詳細につきましては、「経営品質協議会」事務局までお問い合わせください。
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